チャウ・シンチーはやっぱりあわない!/『西遊記~はじまりのはじまり~』感想

西遊記~はじまりのはじまり~とんでもねー!Ver [Blu-ray]

監督

チャウ・シンチー
デレク・クォック

脚本

デレク・クォック
チャウ・シンチー
ローラ・フオ
ワン・ユン
ファン・チーチャン
ルー・ゼンユー
リー・シェン・チン
アイヴィー・コン

登場人物

玄奘(ウェン・ジャン)
孫悟空(ホアン・ボー)
段(スー・チー
空虚王子(ショウ・ルオ)

あらすじ

妖怪が人間の言葉を奪い、跋扈する世界。若き妖怪ハンター三蔵法師(ウェン・ジャン)は、大いなるものに己を差し出すと固く心に誓い、妖怪退治に乗り出す。しかしそれは、苦難の連続だった。それでも水の妖怪や豚の妖怪、さらには妖怪の大王・孫悟空に立ち向かっていく。敵だった彼らを弟子として迎え入れることで、三蔵法師は本当の愛に気付き大きく成長する。そして4人は罪を償い人々を助けるために、天竺に向け旅に出る――。

出典:西遊記 はじまりのはじまり | Movie Walker

 

香港のスターで、日本では『少林サッカー』で有名なチャウ・シンチーの新作がこの『西遊記~はじまりのはじまり~』。誰もが大まかなストーリーを知ってる西遊記の前日談、後に三蔵法師となる玄奘がどういった経緯で孫悟空猪八戒沙悟浄と出会い、天竺に旅立つことになったのかが語られている。

 

自分は『少林サッカー』で全く笑えなかったので、この映画もそうなんじゃないかと敬遠していた。だけど、吹替がいいとかGメン'75テーマが流れてきて笑ったとかグロくて容赦がないとか、周りの評判が結構良い。チャウ・シンチーの作品は『少林サッカー』1本しか観てないし、食わず嫌いもよくないかと思って観に行くことに。

 

結果はやっぱりあいませんでした。男だけでなく女子供も容赦なくひどい目にあわせるのには好感をもった。残酷なところは徹底的に残酷にしてるのはいいんだけど、何しろ合間合間に入るおちゃらけたギャグが全く性に合わない。なんといえばいいんだろう。漫画やアニメのギャグの乗りをそのまま実写にしたみたいで、観ていて恥ずかしくなる。

 

妖怪達の人間になってる時の見た目が残念で、個人的に妖怪の見た目のままの方が断然かっこ良く思った。特に孫悟空。登場時の見た目もインパクトあってよかったんだけど、やっぱり封印が解けて完全復活してからのを見ちゃうと妖怪バージョンの方がいいとなってしまう。映像もすごくて、孫悟空のとんでもない強さがいかんなく表現されててここはかなりテンションが上がった。

 

すべてが駄目というわけじゃないんだけど、あんまり面白くなかったかな。笑わせようとするシーンで笑えないむしろ恥ずかしくなってくるというのは本当につらかった。

 

西遊記といえば、チャウ・シンチーが製作総指揮、主演のチャイニーズ・オデッセイという映画がある。西遊記をベースに孫悟空の時空を越えた恋愛と冒険を描いたアドベンチャー作品らしい。気になるので、この機会に観てみようかなと。こっちは面白いかもしれないし。