最近ベイマックスを観て日本のアニメは終わったと言う人が増えてるらしい

先日ベイマックスについて絶賛記事を書いた。


私はベイマックス。映画の感想を書きます(●―●)/『ベイマックス』感想 - @umenoma

やはり世間でも絶賛の声が多い。その中で「ディズニーにベイマックスみたいなものをやられたらもう駄目だ。」「日本がやりたいことをすべてやられてる。」等の意見を読んで、違和感を持ったので自分なりの意見を書いてみる。

 
ベイマックスに感じた印象は所謂王道アメリカ映画のストーリーの上に日本要素が効果的に散りばめられているというものだった。日本へのラブレターとか言われてるけど、基本はアメリカ人の為の映画だ。舞台となる都市は原作では東京だが、映画では名前をサンフランソウキョウに変更したということからも分かる。
 
だから、日本がやりたいことをやられたということがいまいちわからない。たしかにベイマックスは日本では生まれない作品だとは思うけど、それで今更終わったというのは間違いなんじゃないかと。ベイマックスで終わったというならトイ・ストーリーが公開された時点で既に終わってると思うけど。世界中の子供から大人まで楽しめる作品という点では日本はアメリカに長い間負け続けているわけだし、やっぱり今更感が拭い切れない。
 
作家性はアニメに必要ないと証明してしまったという意見もあったけど、それも違うと思う。ベイマックスは、最高の映画だけど、変な映画ではない。違和感を覚えるようなシーンもない。要するに良い意味での「気持ち悪さ」が皆無なわけだ。作家性が強い作品というのは、その良い意味での「気持ち悪さ」を感じさせてくれるので、必要なくなったということもないだろうと。
 
結局「日本のアニメはガラパゴスなのに、アメリカはベイマックスのような世界的作品を作ることができてすごい!」ということが言いたいだけなのかなと思わざるをえない。これ今まで耳が腐る程聞いたことあるからなー。やっぱり今更だわ。
 
日本のアニメがガラパゴスというけどアメリカも大概ガラパゴスだと思うんですよ。ただアメリカ人向けのアニメが日本のアニメより多くの人々を惹きつける力があるだけで。だからといって日本のアニメが終わったかといえば、日本のアニメは日本のアニメで需要があるんだから、日本なりにやっていけばいいんだし。
 
まあ、今回終わった終わった言ってる人達はアメリカが良作出すたびに終わった終わった言ってるんだろうな。だいたいアメリカと比べてるのが間違いだわ。ベイマックスは制作費に200億以上注ぎ込んでいる。アメリカがやってることを日本でやろうとしても無理。
 
日本は作家性の強い、アクのある作品を出しまくって欲しい。でも、その面でもアメリカ強いからなー。とにかく日本はそこで勝負するしかないと思うので頑張ってほしいと思います。
 
 
ついでにベイマックスの記事で触れ忘れてたことをここで書いとこう。ベイマックスのポスターについて。
 

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左が日本のポスターで右がアメリカのポスター。アメリカはすっきりしてるのに、日本はごちゃごちゃし過ぎて鬱陶しい。日本とアメリカの違いをここで見た気がするね。断然アメリカの方がいい。

 

STAND BY ME ドラえもん」を彷彿とさせる泣きましょうと強要するようなCMは、それで動員が伸びるのなら致し方無いとは思ったけど、ポスターくらいはシンプルにしてくれてもよかったんじゃないですかね。。。

 

まあ、ただの愚痴です。

 

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