まんまと『食戟のソーマ』にハマる

最近全然新しい漫画を読んでいなかったので、何かないかなということで手に取ったのが「食戟のソーマ」。単行本もまだ13巻までしか出ていないので入りやすい。13巻もあって入りやすいってのもおかしい気がするけど、最近の漫画の長編化を考えると13巻でも十分入りやすい部類だ。

 

食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

食戟のソーマ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

アニメ化もされて今話題の作品だが、存在は以前から知っていた。飯食って、女キャラが脱いでるコマを見て「ああ、この手の漫画ね。」と読み飛ばしてしまっていた。ただ知人が以前からやたら面白いと薦めてきていたので、この度読んでみたわけだ。読んでみると、

 

面白い。やたら面白い。

 

ほとんど読みもせず、くだらない理由で敬遠していた自分を怒りたい。王道少年漫画だった。飯を食ったリアクションが大げさで男も女もやたら服を脱ぎまくってるが、ただのギャグ要素だった。読み進めていると、この漫画には必要な場面だなと思えてくるところがおもしろい。そういったリアクション自体、序盤は結構多かったが、最近少なくなったような気して寂しささえ感じる。

 

ストーリーは、食のエリートが集まる名門料理学校で下町の定食屋の息子である主人公が奮闘する話。熱い展開が多いのもいいけど、主人公に好感が持てるのが1番いい。近年稀にみる良主人公なんじゃないかな。所謂ジャンプ漫画の主人公らしい王道主人公。かといって古臭いわけでもないという。

 

原作者(附田祐斗)の人が頭がいいんだろうなと思いながら読んでた。話の展開に無理がなく、登場人物も自然に動いていて、違和感を感じることがない。少年漫画にありがちのご都合主義も読者にそう感じさせないように気を使ってるような印象を受けた。少年漫画なのだから、主人公及び主人公に近しいキャラの都合がいいようになるのは分かりきってることなんだけど、その過程に説得力があって好感が持てる。読んでてすごいなと思った。要所要所に熱い展開を持ってくるのが憎くてね。3巻の最後とかね、たまらんですわ。

 

食戟のソーマ 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

食戟のソーマ 3 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 

話がいくら上手くても漫画だからやっぱり絵も重要。作画の佐伯俊は、「Tosh」名義で成人漫画家として活躍してたらしい。だから、やたら女キャラが可愛いのかと納得しました。エロが差し込まれるのも成人漫画家だったことが関係してんのかな、そこはわからん。女キャラが可愛いのも重要なことではあるんだけど、それだけではない。魅せる場面での絵の迫力が凄い。痺れるストーリーに絵の迫力が相まって、面白さを際立たせてる。絵のことは全くわからないけど、凄さは伝わった。

 

魅力が多い作品ということが分かって、避けたままにせずにすんで良かったなと。面白いと教えてくれた知人に感謝。

 

冒頭に書いたように巻数も少ないしまだ読んでない人におすすめ。漫画が苦手な人は、アニメもやってるからそこから入ってもいいかも。