エピソード4の劣化版じゃないか【ネタバレ注意】/『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』

映画 スターウォーズ フォースの覚醒 ポスター 42x30cm STAR WARS エピソード7 [並行輸入品]

監督
J・J・エイブラムス

脚本
ローレンス・カスダン
J・J・エイブラムス
マイケル・アーント

製作
キャスリーン・ケネディ
J・J・エイブラムス
ブライアン・バーク

製作総指揮
トミー・ハーパー
ジェイソン・マクガトリン

音楽
ジョン・ウィリアムズ

撮影
ダン・ミンデル

編集
メリアン・ブランドン
メアリー・ジョー・マーキー

上映時間
138分

登場人物
ハン・ソロハリソン・フォード
ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミル
レイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー
カイロ・レン(アダム・ドライバー)
レイ(デイジー・リドリー)
チューバッカ(ピーター・メイヒュー)
C-3PO(アンソニー・ダニエルズ)
R2-D2(ケニー・ベイカー)
フィン(ジョン・ボイエガ)
ウンカー・プルート(サイモン・ペッグ
ポー・ダメロン(オスカー・アイザック
最高指導者スノークアンディ・サーキス
ハックス将軍(ドーナル・グリーソン)
ロー・サン・テッカー(マックス・フォン・シドー
マズ・カナタ(ルピタ・ニョンゴ
キャプテン・ファズマ(グェンドリン・クリスティー)

あらすじ
第2デス・スターの破壊から約30年が過ぎた当時、銀河帝国は既に過去の存在となり、反乱同盟軍は新共和国へと再編されていた。しかし、最高指導者スノーク率いるファースト・オーダーが帝国の後継者として台頭し、銀河系は再び戦争の時代を迎えた。レイア・オーガナ将軍は新たなる脅威に立ち向かうため私設軍隊レジスタンスを組織した。しかし、彼女の兄でジェダイの唯一の生き残りであるルーク・スカイウォーカーは姿を消してしまっていた。

出典:スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒 - Wookieepedia - Wikia

超大作だけあって、映画館の熱気がすごかった。

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画像の場所で写真撮ってる人多数で、完全にお祭り。期待に胸を躍らせながら劇場へ向かった。

感想はどうだったかというと、期待したほどではなかった。こういった話題作は自分のハードルをいかに下げて観るのが大事だとはわかっているけど、どうしても期待してしまう。故に決して駄作なわけでも面白くない訳でもないのに、がっかりすることになってしまう。

今回登場する新しい登場人物は主に、砂漠の惑星ジャクーで暮らす孤独な女性「レイ」、ファースト・オーダーのストームトルーパー「フィン」、ダースベイダー憧れが強い「カイロ・レン」、レジスタンスのエースパイロット「ポー・ダメロン」、コロコロしてて可愛いドロイドの「BB-8」。

レイとBB-8はよかった。BB-8が、ライター出してグッジョブするのなんか最高に笑った。

だけど、それ以外はいまいち。特に準主役のフィンと敵のカイロ・レン。ストーリーが駆け足なのもあって、各キャラの掘り下げが不十分なせいかもしれない。

カイロ・レンは、ハン・ソロとレイアの息子で、ダークサイドに堕ちてる。結構な年齢だと思われるにも関わらず部下の失敗に苛ついてライトセーバーで物や人に当たり散らしたり小物臭が酷い。こんな上司がいるファースト・オーダーはとんだブラック企業だ。カイロ・レンのいる部屋から、当たり散らしてる音を聞いた2人のストームトルーパーが、黙って同時に回れ右して引き返してたのは笑った。

フィンは、単純に魅力なし。三枚目キャラなんだけど、鬱陶しく感じてしまった。あと、ファースト・オーダーの最高指導者スノークが、宇宙人っぽいというか、ヴォルデモートみたいで嫌。何の不気味さもないので、「ああ、こういう感じのボスなのか・・・。」みたいな。ホログラムが巨大なのも小物臭さに拍車をかける。

そもそもカイロ・レンに関しては、ルークに預けたのに闇堕ちしてしまい、ルークはその責任を感じて行方不明。ハン・ソロも同じようなもんで、かなり無責任。そこもしっくりこなかったけど、次回作以降になぜそうしたのかという理由も分かるのかな。ハン・ソロは今作で言ってたけど。

ストーリーはエピソード4を現在の技術でもう一度やってみたという感じ。映像凄いし、IMAX3Dで観たので迫力は申し分ない。ただ結構淡々とすすんであまり盛り上がらない。目新しいものもないし、カタルシスもない。デススターの何倍も巨大な敵の基地を破壊するのもあっさり。いろいろ詰め込み過ぎて、1つ1つの話が薄くなってるように感じた。

ライトセーバーのチャンバラもあったけど、なんでそこそこ訓練してるであろうカイロ・レンが、ライトセーバー+フォース初心者にあんなに苦戦してんだという疑問が頭にちらついて、観ていて素直に楽しめなかった。弱すぎ。この弱さは続編の前フリというか、成長させる為なんだろう。それにしたって弱すぎる、精神的にも肉体的にも。ただのヘタレにしか見えなくなったし。

今回気付いたことは自分はそこまでスター・ウォーズを好きじゃなかったんじゃないかということ。過去作を観た回数だってエピソード1~3を1回ずつ、4~6は2回ずつ程度。周りでもっと観てるようなファンの人は楽しめたと言っていたし、自分の問題なのかもしれないと思ったりもした。同じJ・J・エイブラムス作品でも「スタートレック」シリーズの方が全然楽しめた。

ファンであってもなくても、歴史的なシリーズだし、映画館の大スクリーンで観ておいた方がいい映画なので、少しでも興味ある人は観に行った方がいいと思う。長いことやるだろうからそんなに慌てなくてもいいだろうけど。